Photo by Natalie Parham on Unsplash
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90年代の音楽は好きですか!?自分は90年代にまさに学生時代だったので、青春の音楽が90年代です。洋楽、日本のインディーズ、メインストリームのバンドに小室ファミリー。。。全部を浴びるように聴いてました。そんな菅波が90年代の空気感も含めてどんなものだったのか思い出しながら、なおかつ現在から振り返って俯瞰での視点も混ぜて語ってみようと思います。

90年代オルタナのSpotifyプレイリストを作りました。懐かしくてテンション上がります!要チェックですぞ!
「90's Alternative Rock オルタナ」

音楽、めちゃくちゃ輝いてた。

自分が中学生や高校生だったころを思い出すと音楽がめちゃくちゃ輝いていた印象があります。自分は高校生のころバンドをやり始めるわけですが、つまらない日常もロックをやればなにかか変わる、って思い込めるようなパワーがあった時代だったように思います。

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不安とか暗さをありのまま歌う歌詞が刺さった

売れてる音楽の歌詞が、なんかしら暗さや弱さが混じったものだったのは特徴的だと思います。ニルヴァーナなどのグランジにはそれが顕著だったのでは。弱々しいまま壊れたままどうぞっていう。そういう弱さの反逆的なものがメインストリームにディストーションギターと一緒に現れたのが面白かったのかもしれません。

90年代オルタナティブロックは重層的

もちろんグランジ以外の方面にもムーブメントはあって、セカンド・サマー・オブ・ラブに代表される「むしろハッピーに躍ろうぜ」っていう人たち。ワイルドなダンスミュージックとしてのアップデートですね。

The BeatlesとかThe Kinksの初期とかから影響を受けたメロディーをディストーションで鳴らすパワーポップやガレージに分類されたThe Muffsなどのバンドも勢いがありました。

アンダーグラウンドでは逆にずっと歪んだギター弾いてた人がクリーンで演奏し始めてポストハードコアとかポストロックが成熟していってもいるんで、オーバーグラウンドではロック黄金期の復権みたいになってたし、地下ではロックは死んだから次をやろうっていう動きになってたり。

90年代は2000年代のインディーロック大爆発の下地が着々と出来ていった時期でもあります。

90年代に鳴っていた様々な音楽

全体を強引に言うと音楽性的には60年代と70年代のいいとこどりを80年代の編集感覚を通過した上で表現したらスウィートスポットに到達しちゃった感じ。

クラブミュージックは骨太なイナたいロックが気分だったし。

Led Zeppelinみたいなリフを弾くバンドにヒップホップが混ざっていったし、

渋谷系が「音楽好きならレコード掘ってなんぼ」っていうのをみんなに啓蒙したのもでかかったし、海賊版のライブビデオとかそういうのまで買って掘ってたし。

80年代からやってる伝説のバンドが解散していったのも90年代。THE BLUE HEARTSとか、ユニコーンとか。

ユニコーンは解散してはじめて知ったのですが、そっからハマッて掘ったりして。再結成しても相変わらずめちゃくちゃかっこいいし。

アニソンはタイアップとかでバンドの曲がアニメファンに認知されたり。

音楽番組もたくさんありました。

個人的には日本のインディーバンド、特にパンクが盛り上がってたのは大きいです。オリジナルのパンクはかっこいいけどどこか遠く感じてたものだったのが、自分たちの時代のパンクバンドがライブハウスの顔になったことにすごく興奮したなあ。

一方レイヴカルチャーが世界的にムーブメントになってて、それはセカンド・サマー・オブ・ラブにも結びついてるんだけど、日本ではお茶の間で小室 哲哉が堂々とトランスとかジャングルをぶちかましてるっていう。

日本のメジャーなバンド達も全部格好良かった。JUDY AND MARY、THE YELLOW MONKEYは高校時代にライブを観に行って痺れまくったし、ウルフルズのファースト「爆発オンパレード」とかTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「High Time」とか死ぬほど聴いた。音楽好きを唸らせるバンドがそのクオリティーのままメジャーのど真ん中に突っ込んでいっちゃう時代。

個人的に大好きだからこういう言い方しますが、1999年3月10日発売の宇多田ヒカル「First Love」で日本は90年代最後に変革を迫られたんです。グルーヴにおいては日本のポップミュージックはまだ追求する余地があった、ということを宇多田ヒカルが気づかせてしまった、特にミュージシャン側に。日本語(と英語)を用いて洋楽のネイティブなグルーヴで歌ったその音楽によって、はっきり形になって現れた。

そこから今までの年月を経て日本の音楽は邦楽とか洋楽とか考えるのもナンセンスなところまで進化してきた。それはとんでもなく素晴らしいことで、その始まりの地点は90年代、そして宇多田ヒカルだと個人的に思っています。

びっくりする層の厚さ

ここまで喋ってきてまだOasisもBlurもRed Hot Chili PeppersもRadioheadも出てきてない90年代って、どんだけ層が厚いんだよっていう話ですよ。

俯瞰じゃなくて体感としてはどうだったか

自分は90年代の後半に高校生だったんですが、体感としてはCD屋さんに毎週通っても毎週新しくて面白い音楽が面出しになってて売れてて。海外のロックの棚とかも大っきくて、試聴期が宝の山みたいになってて、っていう幸せな時代だった記憶があります。

世の中は不況とか就職氷河期っていうのに突入するんで、あんまり明るい歌詞だとリアリティ感じなかったのも体感としてあります。スマップの歌詞でさえよく聴くと不安を抱えてたり、そういう感覚が入り交じってた。

バブルがはじけるのが世の中より音楽だけが後ろにズレてたところにその後の運命を左右するなにかがあったのかもしれないです。音楽だけは大丈夫だ、みたいな気分もあったような。

駆け足で飛び石的に語ってみました。何となくのムードは伝わったのではないでしょうか。今度はもっとピンポイントに絞って語ってみても良いし、2000年代の音楽も語りたいですねえ。

90年代オルタナのSpotifyプレイリストも良かったらチェックしてみてください!

「90's Alternative Rock オルタナ」

Nirvana/Nevermind (Remastered)-Deluxe Edition (2cd)

Rage Against The Machine/Battle of Los Angeles

ユニコーン/ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

Hi-STANDARD/メイキング・ザ・ロード

Oasis/(What's The Story) Morning

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